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民事再生手続開始決定

昨日は債権者説明会が行われましたが、本日(7月26日)午前11時30分、東京地方裁判所より民事再生手続の開始決定が出されました。今後、民事再生手続が進んで参りますが、この手続により、債権者のみなさまに少しでも多くの配当がなされるよう尽力して参るとともに、スポンサーに円滑に事業を承継していただけるように頑張って参る所存です。ご支援を賜りますと幸甚に存じます。

株式会社フード・リサーチ

民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ (2012年7月20日)

当社は、民事再生手続開始の申立てを行うことを決定し、2012720日に、東京地方裁判所に申立てを行い、同日受理されました。併せて、同日、同裁判所より、弁済禁止の保全処分及び監督命令が発令され、監督委員も選任されましたので、お知らせ致します。

このような事態となり、債権者の皆様、お取引先の皆様、株主の皆様その他の当社の関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけ致しますことを、心よりお詫び申し上げます。今後は、裁判所及び監督委員の監督の下、役職員一同、当社事業の再生に向け、全力を尽くして参る所存ですので、何卒ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(1)当社概要   設立日:平成16924日、 代表取締役社長:則久美智子、 資本金:1億円、 主な事業:食品(柔らか食)の研究開発・販売(平成223月 2009四国産業技術大賞「技術功績賞 優秀賞」受賞)

(2)負債総額   約45000万円(今後の手続において、数値が増減する可能性がございます)。

(3)今後の見通し   現時点で、当社事業の再建をご支援頂くご意向を表明して下さったスポンサー候補が複数社おられます。裁判所及び監督委員の監督の下、最終的に1社をスポンサーとして選定し、当該スポンサーのご支援の下、なるべく早期に事業の再建を果たすべく、全社一丸となって全力を尽くして参る所存でございます。

[申立ての概要]

申立日:平成24720日、 管轄裁判所:東京地方裁判所、 事件番号:平成24年(再)第79号 

申立代理人:弁護士 山中 眞人(東京青山・青木・狛法律事務所ベーカー&マッケンジー外国法事務弁護士事務所)

監督委員:弁護士 縣 俊介

ごあいさつ


 近年の高齢者食品の市場は商品や流通形態などの多様化が著しく、その必要性が認知されてきています。高齢になるにつれて、ものを噛んだり飲み込んだりする機能が徐々に低下し、それまで食べられていたものを食べることが困難になることがあります。

 そのため、従来の介護食においては、その機能の度合に応じて、「刻み食」や「ミキサー食」といった 、食材の形状を崩して食べやすくした食事が用意されていました。しかしながら、これらの食事は見た目が良くないために食欲が低下し、栄養量の十分な確保も困難です。

 こういった背景を踏まえ、従来の介護食の問題を改善したものとして、レトルト処理などにより食材の形状を残しつつ食感をやわらかくした商品が幾つか見受けられますが、高温高圧処理であるが故に、食材の色彩、風味、栄養成分の点で満足のいくものではなく、これらに代わる新しい高齢者向け食品の開発が求められています。

 株式会社フード・リサーチでは、「医食同源」をスローガンに食事を通じて楽しく豊かな老後を送れるよう、新しい介護食の開発に取り組んでいます。

 食事は生命活動を維持していく上での栄養補給の役割以外に、食事そのものを楽しむ要素も兼ね備えています。食事によって生活が彩り豊かなものにも、味気ないものにもなり得ます。

 誰もが健康ではつらつとした老後が送れるよう、美味しくて食べやすく機能性に富み、ミネラル豊富な食品の開発に努力して参ります。

2009年4月
株式会社フード・リサーチ
代表取締役社長
則久芳郎