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ごあいさつ


 近年の高齢者食品の市場は商品や流通形態などの多様化が著しく、その必要性が認知されてきています。高齢になるにつれて、ものを噛んだり飲み込んだりする機能が徐々に低下し、それまで食べられていたものを食べることが困難になることがあります。

 そのため、従来の介護食においては、その機能の度合に応じて、「刻み食」や「ミキサー食」といった 、食材の形状を崩して食べやすくした食事が用意されていました。しかしながら、これらの食事は見た目が良くないために食欲が低下し、栄養量の十分な確保も困難です。

 こういった背景を踏まえ、従来の介護食の問題を改善したものとして、レトルト処理などにより食材の形状を残しつつ食感をやわらかくした商品が幾つか見受けられますが、高温高圧処理であるが故に、食材の色彩、風味、栄養成分の点で満足のいくものではなく、これらに代わる新しい高齢者向け食品の開発が求められています。

 株式会社フード・リサーチでは、「医食同源」をスローガンに食事を通じて楽しく豊かな老後を送れるよう、新しい介護食の開発に取り組んでいます。

 食事は生命活動を維持していく上での栄養補給の役割以外に、食事そのものを楽しむ要素も兼ね備えています。食事によって生活が彩り豊かなものにも、味気ないものにもなり得ます。

 誰もが健康ではつらつとした老後が送れるよう、美味しくて食べやすく機能性に富み、ミネラル豊富な食品の開発に努力して参ります。

2009年4月
株式会社フード・リサーチ
代表取締役社長
則久芳郎